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↑過去の「続・あんた最高だ!」


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孔子っていいよね
カテゴリ:桜井秀俊

 ここ数年、ふとした瞬間に論語がしみるという現象が勃発します。加速度的に、ちょいちょい。

 遠くの友達が遊びに来ると「亦た楽しからずや」な気分になる。「楽しからずや」感が実感としてわかるわかるようになったと実感する。

 今までは、あーそーかもしれないっすよねーぐらいに理解していた「温故知新」を、ズバリその通り!と膝を打つ自分がいる。先人の英知というぶっとい根や幹を無視した軽い思いつきは「新しき」とはいわないんだぜ。世の中をひっくり返すぐらい新しいものもたいがいは、きちんとしたベースがあるものなんだぜ。未来のヒントはエニタイム古典のなか。

 「一をもって十を知る」人に出会うと、ほんと、感心しちゃう。

 「四十にして惑わず」っていうけど、惑っているなー、俺。誘惑、テンプテーション、むしろ惑いたいとすら思っているフシがあるもんなー、俺。や、まだまだですな。

 とかね。

 ぐっとくる瞬間に出会ったとき、その場面を論語の一節がまとめてしまうというケースが、イイ大人になればなるほど増えてきているのです。

 なに、この現象。

 気になって、論語って他にどんなのがあったっけ、なんて思ったりして、本屋さんで論語関係の本をテキトーに数冊あさったところ。

 来る来る。ビシビシ来る。いろんな溜飲、下がる下がる。もう、感動。みんな、そのへんの自己啓発本とかビジネス本とか、捨てろとはいわないけど、ひとまず置いた方がいいよ。論語、めちゃくちゃリアルな実用書。2500年前も今も、人と人が鼻面つきあわせて生きているってことには変わりはないんですね。迷える日本の子羊たちよ、まずは論語。まさに温故知新。強くお勧めします。

 というより、もっと人生の早い時期に習って、というより強制的に頭に叩き込んでほしかった。国語の授業とかで、論語をいーっぱい。そうすれば、その言葉を軸に、もうちょっとスムーズにいったこともたくさんあったかも。なんて思いさえよぎります。

 中学高校と修学旅行で訪れたときは退屈なだけだった京都奈良。20代前半、とあるツアーの道すがら立ち寄った法隆寺のかっこよさにノックアウト。百済観音のお色気にくらくら。The 美!10代の頃は全然ピンとこなかったけど、あのとき見た画が心のどこかにストックされていて、それらが突然爆発した感じ。修学旅行京都奈良、本当に良かったと思いました。そんなふうに、その時はわからなくても、なるべく早いうちにたくさん触れておいた方が良いよね、ホンモノというものには。サンキュー詰め込み教育。これからは中学国語で論語よりぬき100個暗誦を必修にしたほうがいいよ。バックトゥ寺子屋。

 

 まだ概要をさらっとなめただけなのですが、なかなかこの論語ってえ森は面白そうなので、探検してみることに決定。間もなくツアーだっつうのに趣味をまた増やしちまって、まったく忙しいぜ!いやいや、それも本望。

 子曰く、

 「道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ。」

 イエイ!言うよねー、孔子師匠!!

2012-05-15 00:28:46|コメント(1)この記事のみ表示
いとしのエリーがきこえると
カテゴリ:桜井秀俊

 最初に、敬称略で話を進める非礼をお詫びしておきます。

 

 山田太一が大好きです。

 と、事あるごとに方々で、もう15年以上アナウンスしております。新しい作品のOAが近づくとそわそわします。テレビを見ながら身をよじって興奮します。山崎努と松坂慶子のラブシーン(最近の)とかで。変わらぬ独特のセリフ回し。その、ひと呼んで太一節(俺しか呼んでいませんが)を、時代時代のスターたちがどう語りこなすのか、ドキドキしながら見守っています。そんな中、杉浦直樹が出てくるとほっとします。画面が安定します。奥さん役が八千草薫だったら再び血圧上昇。マジで彼女を抱きしめたくなります。嗚呼、岸辺のアルバム!全てはこの金字塔から始まった。どうしてブルーレイが出ていないのでしょうか、理解に苦しみます。仕方がないので時間があったら横浜は日本大通りにある放送ライブラリーへソフト化されていないお宝ドラマを観に行くのです。文字通り映像版図書館的なその施設、利用料なんとタダ!清潔で冷暖房完備!夢の空間、国民の血税を惜しみなく注ぎ込んで維持している気配がぷんぷん漂います。蓮舫議員の目をかいくぐって生き残っているうちに通いつめたいぜ。許されることなら、住みたいぜ。ぶっ続けで見たいのさ、あらん限りの太一を。

 とまあそんな思いで日々、生を全うさせていただいておる私なのですが。

 こんなにも熱い太一への思いを15年以上の長きにわたって世界へぶちまけているというのに、ただのひとりにも出会ったことがないのです。たった一言、

「だよね!」

 と頷いて、こちらの一投目を返球してくるソウルメイトが。

 いや、いるんですよ。優しき友人は。でもね、やっぱりね、林檎止まり。林檎っつってもあーた、椎名さんじゃないですよ。「ふぞろいの林檎たち」。これにぐっときてくれる人は数名いたものの、その先がない。みんな、林檎という果実に賛同してくれはするものの、そこに至る太い幹、果ては根っこをさかのぼるとか、他のイイ枝とか、一番新しい緑の葉っぱとか、そういったところまで目を配ってはくれないの。みんな知っているかい?何が素敵かって、太一は実は、いい男なんだよ。もちろんルックスの話。そりゃもういいおじいちゃんだけど、俺はあえて言うね。彼は、美少年だよ。そういう顔だよ。カワイイ顔の文学者って、なんかくすぐられるよね。中原中也とか。太一、そんな感じ。太一中也説。

 そんな話に、

「あるよね、あるある!」

 と答えてくれないか、誰か。ああ、今日も俺の弾丸は空へと消えてゆくばかりか。好きなものって、魂わかちあう友がいてこそ、その価値をより深く知ることができるというもの。波乗り友達、います。義太夫友達、いますとも。筒美京平友達だっています。なのに、いないの。太一友達が。村上春樹ファンが氏を「ハルキ」と呼ぶように、我らが山田太一先生を「タイチ」とフレンドリーに呼ぶ仲間が。中井貴一を良雄、時任三郎を岩田、柳沢慎吾を実と自然に呼ぶソウルメイトが。心底欲しいの、語りたいの。3日連続ぐらいで。

 人前に出る稼業なので触れずにいたミクシィやらフェイスブックやら、そういったものにすがってしまいそうです。そういったもので知り合った友達と、新作のOAを、どっかに集まってリアルタイムで観たりしたいです。録画もしておいて、ひとしきり放送が終わったら酒呑みながらプレイバックして、みんなであれこれ検証したいです。夏八木勲萌えの女の子とかいたりして、「わかってるね~」とか言いたいです。

 作品の凄さに対する世の中の評価の低さは、やはりテレビドラマというメディアに対する世間の価値観に拠るところが大きいのではないでしょうか。

 テレビドラマ。主婦が午後に寝転がってせんべいかじりながら眺めるもの。家族の晩御飯の横でなんとなく点いているもの。その場で、流れて去っていくもの。営利主義のマスメディアである以上、視聴率競争の呪縛の中で作られるもの。したがって、表現全般におけるテレビドラマの芸術的価値は、ロー。そんな位置。

 そんなもん、今の漫画や昔の特撮がそうしてくれたように、ころっとひっくり返してほしい。大衆の嗜好に喰らいつきながら己のオタク魂を貫くとき、日本のクリエイターは世界のどこへ出しても恥ずかしくない、いやむしろ誇るべきとてつもないパワーを発揮するのだから。日本のドラマ、凄いのいっぱいあるよ!太一はその世界の超のつく大家なのよ!熱いソウルと裏腹に、性格がおだやかで人当たりが柔らかいから大物感がそんなに出ていなくて、だからみんなにいまいち伝わらなくて、それがファンにはとてももどかしくて…。でも、そこがイイんだよなぁ~。自分は裏方であるという棲み分けをちゃんとされている。ぃよっ!さすが、わかってらっしゃるロックンロールエチケット!でも、倉本聰ほどふんぞり返らないまでも、山田洋次監督ぐらいの巨匠感は出しても、一向に差し支えないと思いますよ、タイチ!その長いキャリアを通し、一貫して家族というフィルターから世界を切り取ってきたタイチ。家族なる社会の単位が古今東西至るところに存在する以上、ホームドラマはこれ世界共通の演劇言語。ほんと、ノーベル文学賞とか、取っちゃえばいいのに。

 

 ああ、だいぶアツくなってしましました。久々に、取り乱した気がします。でも、いっぱい泣いたあとみたいに、得体のしれない爽快感が体を駆け巡っております。やっぱり、友がいなかろうと、ここが世界の端っこだろうが中心だろうが、タイチを叫びたいと思います。タイチと、俺の生命の限り。

 先生!新作を心待ちにしておりますYo!!!!!!!

 

 最後に、思った以上に敬称を略しまくったことを、重ねてお詫びいたします。

 大変失礼いたしました…。

 

2012-04-24 01:32:58|コメント(15)この記事のみ表示
ライムバージンキラー
カテゴリ:桜井秀俊

 2005年夏。

 3年半の休止を経て真心が活動を再開することとなった最初のステージが、ロックインジャパンレイクステージのトリという大舞台でした。

 出番が迫りステージそばの控室に入るメンバーとスタッフ一同。久しぶりでむずかゆいような武者ぶるいのような、なんだか前のめりの気持ちを抑えるのに必死だった僕の耳には、僕らのひとつ前の出番で会場を盛り上げるライムスターのサウンドが流れていました。

 彼らのライブも佳境に入ったそのとき、宇多丸さんの叫びがそんな僕の耳をふるわせました。

「今から真心出てくるぞー!本物のサマーヌードが聴けるんだぞー!!」

 どーっと沸くお客さん。

 大事な舞台上で、しばらくサボっていたバンドに対して、なんて粋であったかいはからい!ありがたくて胸がいっぱいになるのと同時に、その日の演奏予定曲目にエンドレスサマーヌードが入っていて、すんごいほっとしたあたくし。ここまで盛り上げていただいてサマーヌードやんなかったら、真夏のひたちなかはどんだけがっかりムードになったでしょう。僕たちは、どれほどライムスターの顔をつぶしたことでしょう。あーよかった、サマーヌード、予定に入っていて。その日のライブはなんだかとてつもないうねりで、ちょっと、きっと死ぬまで忘れない、忘れられないひとときとなりました。導火線に火をつけたのは、ライムスター。

 そんな宇多丸さんが本日、我々のニューアルバムにコメントをよせてくださいました。あたーす!そしてそんな宇多丸さんもご自身のラジオ等で大プッシュされている映画「サイタマノラッパー3」が、本日公開となりました。おめでとうございまーす!そして、その映画の公開プレイベントのライブゲストに昨日、50円玉がお呼ばれいたしました。ひゃー、恐縮です!でも、今までにないステージを経験させていただきました。ほんと、あたーす!!

 なんでしょう、この、つながり感。ご縁。グルーヴ。バイオリズム。

 なんだか50円玉、やる気が出てきてしまいました。野心が芽生えてきました。メイクマネー!ええ、一言で言うと、調子に乗ってまいりました。

 宇多丸さん、ライム初心者50円玉にいろいろ教えてちょ!サイタマノラッパー伝説のTKD先輩、トラック作ってちょ!イベントとかあったら、声かけてちょ!ライブやりたいっす。やんないとすぐ曲忘れちゃうんです。楽器持たないの新鮮なんです。マイクロフォンが、日に日に大好きになるんです!

 40の手習い、ラップ。

 素敵じゃないですか。行こうぜ、MC.Koushiそして MC.Ichiro。今年の目標は、フェス出場。2005年の、あのうねりから7年。狂い続ける男たちの生きざまを夏の若人に無理やり見せつけたいんです!関係者各位さま、営業かけさせていただきますYo!チェケダッ!!!

2012-04-14 23:30:00|コメント(8)この記事のみ表示
赤ちゃんになりたい
カテゴリ:桜井秀俊

 春眠暁を覚えず、といいますが果たしてその通り。 毎日毎日、眠い眠い。人は年齢とともにあまりいつまでも寝ていられなくなるなんてよくいいますが、いやいやどうしてあたしの場合特にこの時期、なんっぼでも眠れますよ。本気出せば。

 大人になると好きなだけ眠るというのもなかなか難しくなります。公私ともにやるべきことが山積な日々、昼まで爆睡当たり前無罪モラトリアムのあの頃がただただ懐かしゅうございます。

 やるべきことが多いのに眠い。春とはこの負のスパイラルとの闘いの季節。俺の春闘、敵は眠気。昼にカレーを食うと眠くなるから午後いちの会議前にカレーはご法度だと、あるビジネスマンから聞きました。本当なのでしょうか。イチロー選手は神経を活性化させるために毎日カレーを食うと聞いたことがあります。彼の説はイチロー選手のそれと真っ向から対立しているように思えます。そして、僕にはイチロー選手の言に分があるように思えます、直感的には。実際問題、どうなんでしょ。カレー睡眠誘導説の真偽やいかに。

 ま、僕の場合何を食ってもすぐに眠くなりますが。

 食って、寝る。これを繰り返すことひと呼んで、食っちゃ寝。

 食っちゃ寝。ああ、何という魅惑の響き。怠惰、堕落、火宅。その果てに待ち受ける破滅を知りながら、目の前にたゆたう甘く危険な香りに身を委ねる。

 そこに乗り物の振動が加わるともう、どうにも抵抗出来ません。新幹線でも飛行機でも、出発してからの1時間で食事及び少しのアルコールを摂り、しかる後にシートをリクライニングして目を閉じたら、目的地までは体感到着時間であと2分。新大阪→東京もロンドンヒースロー→成田も、僕の場合自分で実感している移動時間はどちらも1時間と2分。東京→名古屋でこれをやったら、ほぼ確実に乗り過ごします。最初に目が覚めるのはおそらく広島あたりでしょうか。危険です。下りの新幹線では決して僕にビールを勧めないでください。

 で、納得いくまで眠ると、これがまた調子が良い。

 昨日一日脳みそに飛び込んで渦を巻いていた情報のかけらたちが、きれいに整理整頓されて頭の棚に穏やかに収まっている。気がする。感情も落ち着きを取り戻し、筋肉はもちろん神経から内臓に至るまで、たっぷり休んですっきりしているのがわかる。気がする。本気を出せばあと2時間ぐらいは眠れるけど、ここはひとつ起きてこのコンディションを活用して、世界の温度でも上げてやるか!なんて思いが湧き上がり、まぶたをかっと見開いてみる。

 やー、気分いいすねー。朝風呂にでもつかって自分の体温を上げますか。世界の温度を上げるのはそのあとで!

 そんなふうにはなかなかね。赤ちゃんじゃあるまいし。赤ちゃん、うらやましいぜ。おっぱいのんで、ねんねして。

 はい、それぐらいにして、本日も元気に活動しましょう!夢は今晩たっぷり見ればいい。ライブ本番中にマジ寝してしまう高田渡さんの境地に立つ夢でも。

2012-03-26 13:05:33|コメント(9)この記事のみ表示
ゼンマイ
カテゴリ:桜井秀俊

 電気は基本、溜めておけないものだそうです。びりびりっと流れたら、流しておくしかないとか。だから、夜や悪天候に弱い太陽光発電や風がやんだらそれまでの風力発電は、電力の安定供給の観点から、いまいちであると。でかい電流を流せる家庭用の電池があるにはあるけど、すごい高価だそうで。

 ふと、昔学校で教わったエネルギー保存の法則なるものを思い出しました。

 それが本当なら、いちどびりびりっと発生した電気エネルギーを保存可能な何らかのエネルギーに変換していったんキープして、必要な時に必要な分だけそれをまた電気エネルギーに変換したらいいんじゃないの?形を変えてもいやしくもエネルギーたるもの、この世界においては均衡を保つものなのだとしたら、そうすりゃいいんじゃないの?と、ふと。今、風呂に入りながらふと、思ったので。言ってみました。

 太陽光やら風やら潮の干満やら、いろんなところから電気を集めて、例えばごっついゼンマイみたいなのをきりきりきりきり巻いておくと。で、風のない小潮の夜中とかにブレーキをぶあっと外してゼンマイを大解放。モーターをがんがん回してお茶の間にびりびり電気流すとか。だめなの?どうなの?

 詳細は置いておいて、考え方はどうなんすかね。

 などとふと、思いついたもので。湯船で。

 いいゼンマイ、ないすかね。

2012-03-11 00:43:00|コメント(9)この記事のみ表示
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